永野芽郁に漂う本格派女優への「覚醒前夜」感 識者が“第2の長澤まさみ”と太鼓判を押すワケ

公開日: 更新日:

その成長に見ている側もワクワクさせられる

 同志社女子大学教授(メディア学)の影山貴彦氏がこう言う。

「カルピスのCMに出演していた先輩でもある、長澤まさみさんの20代の頃に似ているように思います。透明感と存在感はあるけれど、これから大輪の花を咲かせる覚醒前夜のようなワクワク感がある。永野さんが変化する過程を見る喜びが人気を加速させているように思います。また、ドラマとは異なり、映画では『そして、バトンは渡された』『母性』など、毛色の違う難しい役にも挑戦し、本格派女優へのステップも感じられます」

 所属事務所は、北川景子(36)、山崎賢人(28)、北村匠海(25)らを輩出するスターダストプロモーションで、同社のタレントの多くは小中学生の頃から芸能活動をスタート。永野も芸歴14年のキャリアである。

WBCの栗山監督が決勝戦で村上宗隆を起用するように、事務所は長い目で人を育てることを意識してきた結果、所属タレントの豊作時代を迎えているのでしょう。永野さんも妹キャラを脱皮した時への期待値が高まります」(前出の影山氏)

 どんな花を咲かせるのか更に楽しみである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終