滝沢秀明が新会社「TOBE」設立で描く“新しい地図”…本家ジャニーズとの対立が顕在化

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「金持ちケンカせず」もいつまでか

 ジュリー社長率いる「本家」はテレビ局、とくに民放に強い影響力を持つとされる。辞めジャニたちと同様、タッキー一座もその牙城へと食い込むのは容易ではないかも知れない。だが、ネットならば制約やテレビ局の忖度から逃れて元SMAPのように“新しい地図”を描くことができる。

「ネット以外でも、たとえばジャニーズ公演の多いなか、日生劇場でタッキー一座が公演したとします。それが成功すれば、続くでしょうし、そうやって徐々に勢力を拡大していく可能性はたしかにゼロではない」

 ジャニーズ担当の長いベテラン芸能記者はそう言い、こう続けた。

「ポイントは、創業者のジャニー喜多川氏から引き継いだジャニーイズムの継承のみならず、どれだけ彼がタッキーカラーの新機軸を打ち出していけるかです。また、辞めジャニたちや、22歳定年制などでデビューできなかったジュニアたちをどうプロデュースし、売れっ子にしていくかでしょう。ジャニーズ時代、『風紀委員長』でもあったタッキーは頑張っている子たちには報いようとバックアップしますが、不真面目だったり、素行不良なヤツは相手にしない。でも、そういうヤツらにも実はファンがついて、人気だったりするのが芸能界です。ファンが品行方正だけを求めているわけではないのです。今後、社長となったタッキーがどんなタクトを振るのか、注目です」

 SNSで「僕はやはりもう一度エンターテインメントの人生を歩もうと決意いたしました。自分の覚悟と皆さまの期待を背負い、新人募集をし、アーティストをプロデュースする会社を立ち上げました」「改めて、エンターテインメントの世界で走り出すことを、本日ご報告させていただきます」と決意を表明した滝沢氏。

 かたや創業家出身の2代目、かたや、かつては大幹部ながらたもとを分かった独立派。抗争は狙う側が有利なのはなにも反社の世界に限った話ではない。年商1000億円ともそれ以上ともいわれるジャニーズ帝国といえども、金持ちケンカせずと、あぐらをかいていられるのは今だけかもしれない。

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