「SWAのメンバーは創作の刺激になってますし、新作派の後輩たちには背中を押されてる」

公開日: 更新日:

 弟子ができたことで、人間的に、芸的にも幅が出てきた。近年は新作落語だけでなく、古典落語を演じる機会が多くなったとか。

「独演会では新作と古典を1席ずつやるようにしてます。二刀流は、どちらもパワーがある昇太兄さんがお手本ですね。そういえば、円丈師匠の古典も面白かったですね」

■「闘う男・三遊亭円丈」の精神を受け継いで…

 どうしても最後は円丈の話になる。

「師匠の口癖は、『これからは○○の時代だよ』でした。常に時代のことを考えていた。年を取ってからも持ち前のファイティングスピリッツが衰えず、SWA(創作話芸アソシエーション)を結成した時、昇太兄さんに、『どうして僕を入れないんだ』と迫ったんですから。世代の違う、円丈チルドレンの僕らを相手に、まだ闘おうとしてた」

「闘う男・三遊亭円丈」の精神は、彦いちも受け継いでいる。

「木久扇師匠、円丈師匠をはじめ、僕は周囲に恵まれました。SWAのメンバーは創作の刺激になってますし、新作派の後輩たちには背中を押されてる。全員が同志なんです」 (おわり)

(聞き手・吉川潮

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  3. 3

    注目の集中審議で高市首相が“錯乱答弁”連発…「中傷動画」「サナエトークン」野党質問を圧殺し被害者ヅラ

  4. 4

    “因縁”のネトフリが中継…大谷翔平が球宴ホームランダービー出場を躊躇する本当の理由

  5. 5

    ドラ1候補の沖縄尚学・末吉良丞“まだ治らない左ヒジ”に日米スカウトやきもき…夏の甲子園沖縄県予選きょう23日開幕

  1. 6

    阪神・佐藤輝明の「内憂外患」…今オフのメジャー挑戦を妨げる2つの事情

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    維新の念願「都構想」は絶望的…足元見た高市首相が吉村代表に“諦めろ”と引導渡す

  4. 9

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  5. 10

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて