著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

韓国で「桂銀淑ブーム」の背景 ソウル各地でのコンサートが大盛況、自叙伝も執筆中

公開日: 更新日:

 今年3月、ソウルで桂銀淑(61)と再会してからわずか3カ月。かつての演歌の女王がソウル各地でミニコンサートを開き、大盛況だという。韓国ブレークニュース主幹・文日錫氏は語る。

「韓国ではトロットと呼ばれる演歌が中年層で大人気です。BTSがデビューした時に出演したミニホールにも桂銀淑が登場して喝采を得ました。最近若い人が演歌を歌うようになりました」

 5月末にはソウル郊外の庭園レストランで「ヒーリング音楽会」の特別公演。韓国でのヒット曲「待っている女心」「歌って踊って」をはじめ、日本での人気曲「ベサメムーチョ」などを300人の前で熱唱。6月上旬には新聞社の創刊15周年の記念行事で「経済・文化貢献大賞」を受賞。会場でミニコンサートを開いた。朝鮮戦争勃発記念日の6月25日には大韓老人会中央本部から広報大使に任命された。当日はソウル市内のパゴダ公園で恵まれない老人のための給食奉仕活動に数多くの芸能人たちと参加、韓国マスコミも取り上げて話題になった。現在、月1のペースでミニコンサートを開いているという。桂銀淑はいう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃