著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

韓国で「桂銀淑ブーム」の背景 ソウル各地でのコンサートが大盛況、自叙伝も執筆中

公開日: 更新日:

7月28日は私の誕生日で62歳に

「15年前の日本での覚醒剤疑惑以降、言葉に言えないほど苦労しましたが、最近になって健康状態も回復してきました。6月上旬には日本から実業家のファン2人が古希(70歳の誕生日)のお祝いを一緒にしてほしいとわざわざ大阪から訪ねて来てくれました。名誉ある文化貢献大賞を頂いたり、ファンの前で直接歌う機会も増えてきました。日本のファンが私のことを忘れないでいてくれると感謝したいです。現在、自叙伝をまとめているところです。覚醒剤疑惑や借金問題の真実など、これまで15年間封印してきた私の半生を洗いざらい打ち明ける覚悟をしています。3億とも4億ともいわれた莫大な借金がなぜ生まれてしまったのか? 当時の夫の浪費癖があり、毎月数百万円も飲み屋でカードを使いまくっただけでなく、あるヤクザから数千万円単位で借金をしていたことを後から知りました。私自身、コンサートを開く時に採算を度外視して舞台装置やバンドなどに大金を注いでしまったこともありました。そんなこともあり、夫の借金を肩代わりする代わりに離婚することになったんです。日本から帰国後、朴槿恵元大統領と親しくなり、国政壟断の罪名で拘束された崔順実という女性ともサウナで知り合い、肌をきれいにする栄養注射を打ってあげるといわれたこともありました。日本の芸能人との交流の思い出もあります。不遇時代の美川憲一さんに仕事を10本以上回したり、テレサ・テンさんとの会話なども忘れません。7月28日は私の誕生日で、記念コンサートの申し入れもあります。日本からある作曲家の新曲の配信のオファーもきました」

 自叙伝でどんな話が飛び出すか、今から楽しみだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」