フジテレビ「ぽかぽか」に3月打ち切り説…お荷物番組“究極の選択”で局内が真っ二つ

公開日: 更新日:

 フジテレビが“究極の選択”を迫られているという。フジを悩ませているのは、完全にお荷物番組と化した昼のバラエティー「ぽかぽか」の問題。今年1月9日の初回放送以来、視聴率は低迷し週間世帯視聴率は2%弱。個人に至っては1%を切る体たらくだという。

「低視聴率を理由にわずか9カ月で終了となった前番組の『ポップUP!』とそれほど変わらない視聴率で、局内からは来年3月で打ち切るべきとの声もあがっています、しかし局内の意見は二分しています。営業を取るのか、あるいは厳しい時に唯一、救いの手を差し伸べてくれた、ワタナベエンターテインメントとの関係を優先するのか。ナベプロは同番組でMCを務めるお笑いコンビ・ハライチが所属しています」(芸能プロ関係者)

 別のキー局関係者はこう話す。

■ナベプロとの“密約”

「フジとナベプロは昔から強固な絆で結ばれている。現在、フジテレビはキー局のなかで最低視聴率で、多くの芸能プロダクションが一押しタレントの出演を出し渋る傾向にあるわけです。そんな中、ナベプロだけが見捨てずにタレントを供給し続けてきた。低視聴率ながら、番組を継続しているのが『呼び出し先生タナカ』です。他局ならとっくに打ち切りですが、フジは代替番組を用意できず、ナベプロも泣く泣くアンガールズの田中卓志を出演させているわけです。全てフジとナベプロの絆です。もうひとつフジを悩ませているのがナベプロとの密約です。『ぽかぽか』スタート時、視聴率が取れなくても、最低でも2年は続けると編成担当者が約束しているといわれています」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」