著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

真木よう子、いしのようこ、薬師丸ひろ子…芸能人が「事実婚」を貫くそれぞれの事情

公開日: 更新日:

 女優の真木よう子(40)が「事実婚」であることを公表した。自身の公式インスタグラムで左手薬指に指輪をした写真とともに「私にはパートナーシップの相手がいます。事実婚というものですかね」と投稿している。

 真木は2008年に結婚し1児を出産も、15年に離婚。インスタでは「契約云々は面倒なので、お互いの自由を尊重し合いながら永く一緒にいられたら。と言う思いです」と事実婚を選んだ理由を明かしているが、相手の情報についてはまったく触れていない。これから芸能マスコミはお相手探しが始まることになる。

 既存の枠にとらわれないということか、芸能界で事実婚は珍しいことではない。有名なところではゴクミこと後藤久美子がいる。一家はスイス在住だそうだが、夫ジャン・アレジの出身地フランスは事実婚が多い国として知られている。

 6年前に亡くなった故・松方弘樹さんもそう。看取ったのは、長年事実婚として連れ添った30歳年下の女性だった。松方さんは1968年に最初の結婚、79年に仁科亜季子と再婚して99年に再び離婚。その後、その女性と事実婚となった。

 松方さんに「なぜ3度目は籍を入れないんですか?」と聞いたことがある。答えは「俺の方がずっと年上で、先に死ぬだろう。その時、彼女は別の人と結婚することも考えられるから、“再婚”より初婚の方がいいんじゃないか」というものだった。「残せるものがあればいい」とも語っていたが、普通以上に長く添い遂げている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か