法務省に批判殺到!ジャニー氏演出舞台「少年たち」、キムタク「HERO」を全面支援の過去

公開日: 更新日:

■法務省で映画 「HERO」の完成報告会見を開催

 2015年7月5日には、木村拓哉(50=当時は「SMAP」)が主演する映画「HERO」の完成報告会見を東京・霞ケ関の法務省で行っている。法務省で映画イベントが行われたのは初めてで、当時も"異例"と報じられ、"ズブズブなのでは?"と疑問が投げかけられている。

 ジャニー氏の性加害は1980年代に元フォーリーブスのメンバー北公次氏の告発本『光GENJIへ』が発売され、99年には「週刊文春」が問題を特集、2004年には高裁でジャニー氏の性的虐待行為が認定されている。法務省が「知らなかった」「噂では聞いていた」ではまかり通らないだろう。

 国や自治体とジャニーズ事務所との繋がりは深い。21年からは東日本大震災の復興支援として、福島県庁に「TOKIO課」 が設置された。農水省はTOKIOの城島茂(52)を「ノウフク(農業・福祉)アンバサダー」として起用。城島は、警察庁の特殊詐欺被害防止のための広報啓発活動も担っている。

 大企業のCMスポンサーが次々に「人権」を理由にジャニーズタレントの起用を見直しているなか、税金が投入される公的な仕事に「タレントに罪がない」は通用するのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった