ジャニーズの性被害者“分断”対応に猛批判…カウアン氏らを「事務所イメージ回復に利用」の声

公開日: 更新日:

当事者の会の存在感は高まっている

 東山新社長は解体的出直しに躍起だろうが、この当事者たちにはさらに苦しめというのだろうか。

「でも、新たに代表補助となり実質ナンバー2となった中村一也氏によって、若い世代からの被害の受け皿ができたともいえる。被害者はまだまだいて、彼らの声なき声に耳を傾けるという当事者の会の存在感は消えるどころか、高まっている印象です」と芸能プロ幹部は続けた。

 アイドルグループ「Kis-My-Ft2」結成時のメンバー・飯田恭平氏が、ジャニー喜多川氏による性加害にあったと、このほど名乗り出た。13歳の頃から約5年、ジャニー氏の毒牙にかけられてきたというのだ。そんな性加害を放置、隠蔽してきたジャニーズ事務所は、この期に及んで被害者を差別し、切り捨て、封じ込めようとしているのか。だとしたら、解体的出直しではなく、解体が当然だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた