ビッグモーターもそうだった…ジャニーズ事務所「怒涛のリリース連発」まるで末期の迷走企業

公開日: 更新日:

 企業の姿勢や新商品、新サービスを対外的に打ち出すために「お知らせ」を出すのは珍しくないとはいえ、同事務所は新型コロナウイルスに感染したタレントを日々公表していた「お知らせ」以外、過去のリリースは1カ月間で数回程度だったから、怒涛の連発に《どうした!?》と驚きの声が出るのも無理はないだろう。

保険金不正請求疑惑の「ビッグモーター」もリリースを連発

 リリースの連発といえば、保険金の不正請求が発覚した中古車販売大手「ビッグモーター」も同じだ。最近の「お知らせ」を見ると、「7月25日開催の記者会見における発言の一部訂正について」(7月25日)から始まり、「国土交通省立ち入り検査に関して」(同28日)、「当社店舗周辺における街路樹の原状回復について」(同)、「街路樹の原状回復対応に関しての対応窓口」(8月1日)、「本店移転のお知らせ」(9月15日)と続いている。

「ビッグモーター」もジャニーズ事務所と同様、当初は会見を開かず、批判を受けてようやく開いた7月の会見では出席者の説明が二転三転するなど迷走した。リリースもメディアで報じられた新たな疑惑に関する内容が少なくなく、これもジャニーズと重なる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった