著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

マクドナルド新CMでキムタクに代わりDA PUMPが起用された因縁…広告マンは知っている

公開日: 更新日:

「新商品に合わせ他の俳優を起用する企業はさらに出てくる。CMは半年や1年単位のスパンで契約する。SMILE-UP.による補償のメドがたった時、キムタクら旧所属タレントを必要とするかどうかがポイント」(広告関係者)

 ドラマ界でも「脱・旧ジャニーズ」に向けた動きは起こると予想される。

 今期のドラマには深夜枠を含め主演・脇役を問わず旧ジャニーズのタレントは実に20人近く出演している。松岡昌宏主演の「家政夫のミタゾノ」や俳優実績のある二宮和也はともかく、忖度で起用されたとおぼしき俳優たちは来年以降が課題だ。

 一方、テレビ各局は過去を検証し、忖度していたことをおおむね認めている。今後はあからさまな忖度はあってはならない。仮に圧力があっても「NO」と言える。加えて新会社はエージェント制を導入。当たり前にあったテレビの仕事が当たり前でなくなる。

「民放もNHKのようにドラマの内容に合わせた適材適所のキャスティングに戻る絶好の機会。旧ジャニーズの俳優も必要なら起用するという本来の形に戻るべきだ」(テレビ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」