民放大晦日特番は目新しさなし共倒れの大ピンチ NHK紅白は“ジャニーズ0”で苦戦必至なのに

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 年末の「NHK紅白歌合戦」は、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、昨年は6組も出演していた旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)所属のタレントが“出演0”であることが発表されたが、それにより世帯視聴率の大幅な低下、特に前半の「第1部」の30%割れが懸念されている。

 そんな窮地のNHKに対し、民放の大晦日のラインアップが出そろいつつある。

 TBSは19日、午後6時から「WBC2023大晦日・生放送スペシャル」(仮)を放送すると発表。侍ジャパン公認サポートキャプテンの中居正広(51)が約6時間にわたる生放送に挑む。

 この発表にSNS上は、「野球ファンとしてWBCは興奮と喜びをありがとうとは思うけど番組として長いし、話題としても、くどい」「まだやるのか? 今さら感がすごすぎる」などと、いまだに今年3月の話題をこすり続けるスタンスには、さすがの野球ファンも食傷気味だ。

■迷走&マンネリ企画の弊害

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