日テレ「24時間テレビ」消滅危機…募金着服事件、感動ポルノ、ジャニーズ性加害問題のトリプルパンチ

公開日: 更新日:

「思い起こされるのが2019年に発覚した紅白を担当していた元NHKのプロデューサーによる経費使い込みです。この一件が露呈してから視聴者の信用を失い、受信料の不払い運動が起きたんです。今回の募金横領事件も番組の命とも言うべき募金額を急減させる可能性があります。今年の寄付金総額は8億円程度で、来年度は間違いなくこの額を下回る。一度、失った信用は取り戻せない。当然、誰もが他の系列局などでもネコババがあるのではと疑ってしまうからです」(前出の日テレ関係者)

 現在、日テレは元日本海テレビの田村氏を民事で告訴することも検討しているというが、来年の「24時間テレビ」はまさに“消滅の危機”にさらされているとこの関係者は話している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝