日テレ「ベストアーティスト2023」が物議…旧ジャニーズに“露骨忖度”、TOBE冷遇の真意

公開日: 更新日:

 2日に4時間にわたり放送された日本テレビ系の大型音楽番組「ベストアーティスト2023」が物議を醸している。

 同番組の総合司会は、15年連続となる嵐の櫻井翔(41)。出演した27組のタレントの中には、King & Princeほか、旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)所属のタレント5組が含まれ、華々しく生パフォーマンスを披露した。

 一方、ジャニーズ事務所を退所した滝沢秀明率いる「TOBE」のIMP.も初登場。ジャニーズとたもとを分かったタレントが同番組に登場するということで注目されたが、フタを開けてみれば、4枚目シングルで最新曲の「I Got It」の紹介映像が約1分間、流されただけだった。

 あまりに露骨な扱いの違いに、X(旧ツイッター)上では、「初登場でこんな扱いされたアーティスト見たことない」「最悪 これで出演扱い!? おかしくないか!?」「まだこんなやり方するんだ……日テレさんよぉ」「相変わらず忖度が続いてる」とファンは怒り心頭だ。その背景を他局のキー局関係者はこう話す。

NHKや他局が創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、旧ジャニーズ勢との付き合いに足踏みするなか、流れに逆らうかのように日テレのみが『SMILE-UP.』をはじめとする旧ジャニーズとの関係をこれまで以上に深めています。この混乱に乗じて、旧ジャニーズの懐にガッツリと飛び込んだ印象です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る