著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「通販番組な人たち」の悠々自適…麻木久仁子、久本雅美ら大物ズラリ! 女王は保科有里

公開日: 更新日:

 深夜から早朝にかけて、テレビは通販番組だらけになる。

 たとえば先週末。「日テレポシュレ」では、くわばたりえと麻木久仁子と遼河はるひが「着る電気毛布」や「ストレッチ器具」を宣伝。太川陽介と中山エミリは北海道紋別のカニ工場を見学し、品質の良さをアピール。さらに、くわばた&遼河に田中美奈子が加わって「電気湯たんぽ」を。そしてアンミカが「クロコの革、テンション上がるわ~。見て、宝石に負けないこの艶」と「クロコダイル財布」を猛プッシュしていた。

 さらにはこの時期ならではの「一流シェフマル得和洋中おせち」を、勝俣州和と床嶋佳子が試食しながらオススメ。上品な床嶋が一口食べて「うまみの香りがふわっと広がって最高!」などと言うものだから、買いたくなってしまう。2時間ドラマが衰退し、姿を見なくなったと思ったらこんなところにいたとは!

 ほぼ同じ時間帯、テレビ朝日では「今田耕司の買うならイマダ『おかんと通販してみた!』」を放送。今田のおかんが出て来るのかと思ったらタレントや芸人たちのおかんで、この日は3時のヒロイン福田のおかん、ハナコ菊田とその妻、ハルカラ和泉、土佐兄弟のおかんだった。他にノンスタ井上と野々村友紀子。

 最初に紹介するのは炊飯器。チュート福田が商品説明をしていた。チーム吉本の番組だけあって笑いをちりばめた通販番組は寂しい夜のお供になりそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋