著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

森日菜美は負けん気の強さで才能開花 東宝芸能はクビ寸前の状態だった

公開日: 更新日:

森日菜美(22歳)

 元HKT48村重杏奈、コスプレーヤー出身のえなこ、人気インフルエンサーのなえなのとともに「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ系)から生まれたガールズユニット「東京湾岸がーるず」のメンバーとしても活躍を見せる森日菜美は、多くの俳優を擁する東宝芸能に所属する女優。

 2001年3月30日生まれ、東京都出身。実家は都内で小松菜を作る農家で、日菜美の「菜」の字はそこから来ている。

 東宝芸能所属の若手女優は上白石萌音・萌歌姉妹や浜辺美波ら「東宝シンデレラ」オーディション出身者が多いが、森日菜美は“シンデレラじゃない系”。「東宝芸能創立50周年オーディション」に応募して芸能界入りしたのが2014年で、当初は学業と両立させながら女優として活動した。

 東宝芸能所属の若手を和菓子にたとえて比較するなら、上白石萌音がどらやき、浜辺美波は桜餅、森日菜美は何が飛び出すかわからない魅力からイチゴ大福を思わせる。

 しかし、森日菜美の場合は最初から順調だったわけではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃