NHK朝ドラ「虎に翼」が予期せず盛り上がり 女子法学生たちが通う街をブラリ散歩はいかが?

公開日: 更新日:

 前評判通り、NHK連続テレビ小説「虎に翼」が面白い。女性で初めて弁護士や裁判所長になった三淵嘉子の物語で、相手が誰であろうと物おじしないヒロイン猪爪寅子(伊藤沙莉)が痛快と、テレビでもネットでもたちまち人気となった。そして、このドラマの魅力のもうひとつが、寅子が通う明律大学女子部法科の個性豊かな学友たちである。

 女郎に売られそうになって実家を逃げ出し、男に敵愾心を燃やす男装の山田よね(土居志央梨)、夫や息子のいる年長の大庭梅子(平岩紙)、華族の令嬢で英語が堪能な桜川涼子(桜井ユキ)、朝鮮半島から留学してきた崔香淑(ハ・ヨンス)、上級生のちょっとおっかない久保田聡子(小林涼子)と泣き虫の中山千春(安藤輪子)らだ。

「彼女たちは女性のさまざまな苦難を、それぞれの役で演じているわけですが、朝ドラファンは自分の推しの女子学生を毎朝応援し、それがドラマの盛り上がりになっています。凛々しいよねとけなげな香淑が人気のようですね。ちょっとネタバラシをすると、同級生の多くは家庭の事情や経済的な理由で勉学を続けられなくなります。高等試験(司法試験)に合格するのは寅子と先輩の2人で、彼女らが日本で最初の女性弁護士というわけです。よねは合格できないのですが、パラリーガルになります」(NHK関係の構成作家)

 そんな女子法学生たちが通う明律大学は明治大学がモデルで、ドラマも東京の駿河台、お茶の水周辺で展開する。で、ゴールデンウイークには、その学生街をブラ散歩なんていかがか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  3. 3

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 4

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  5. 5

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  1. 6

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  2. 7

    広瀬アリス&赤西仁の交際報道に《裏切られた》…女性ファンが“オタクアピール”に強い拒否反応

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  4. 9

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  5. 10

    黒木メイサの新恋人報道でジャニーズJr.ファン大パニック…発端は週刊文春公式Xの「大物ジュニア」だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声