著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

鈴木亮平は肉体と精神を極限まで役に近づける「変態」なのだ

公開日: 更新日:

「『変態仮面』です! ヒーローなんですから、『仮面』をつけないと」
 (鈴木亮平フジテレビ系「だれかtoなかい」3月31日放送)

  ◇  ◇  ◇

 ストイックな体づくりが代名詞のひとつである鈴木亮平(41)。司会の中居正広に「『変態』は大変だったね」と言われて、返した言葉を今週は取り上げたい。

 2013年に公開された映画「HK/変態仮面」(配給ティ・ジョイ)は、鈴木亮平=筋肉というイメージを決定づけた作品だ。頭にパンティーをかぶり、ほぼ全裸姿。極限までぜい肉をそぎ落とした肉体美が話題となった。しかも、この役が難しいのは、普段はナヨっとしているということ。そのため、首回りの筋肉はつけないように工夫したという。

 この翌年には映画「TOKYO TRIBE」(日活)でレスラー並みのギャングを演じるため、「とにかく食べて。1日8食。ぜい肉と筋肉を同時につけ」(日本テレビ系「しゃべくり007」15年10月26日)さらに増量。この年出演したNHK朝ドラ「花子とアン」では、ほぼ通常体重まで戻した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった