著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

夫の教えを支えに…ラスボス・小林幸子が貫く「楽しんでくれれば」の信念

公開日: 更新日:

「時代が当たり前のように変わっていくことを知らなすぎる人たちに大きな声で私は言いたい。頑張れ!」
 (小林幸子テレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」5月11日放送)

 ◇  ◇  ◇

 いまやネット上で「ラスボス」の愛称で人気を博す小林幸子(70)。もともとはNHK紅白歌合戦」での豪華衣装から、RPG(ロールプレーイングゲーム)に出てくるラストボスのようだと一部で言われていたものだが、「ニコニコ動画」に出演した際、司会者から「ラスボスって呼んでいいですか?」と問われ、意味も分からず「どうぞ」と答えた。すると、画面は視聴者からの「ラスボス降臨」の言葉でいっぱいになり、一気に定着した。そんな彼女の言葉を今週は取り上げたい。

 大きなターニングポイントになったのは2012年。事務所でのトラブルをきっかけに大きなバッシングが起こり、それまで毎年「衣装対決」などと話題を集めていた紅白出場も33回で途絶えた。それまで付き合いがあった作詞家・作曲家も手を引いた。いわば“干された”状態になってしまったのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景