巨人エース山﨑伊織が復活の今季初勝利も…OB投手が実名で指摘する「伝家の宝刀」の威力半減

公開日: 更新日:

 エースが帰ってきた。

 巨人の右腕・山﨑伊織(27)が21日の広島戦で今季初勝利。6回途中を2失点に抑え、「前半戦はチームの力になれなかったので、後半は最後まで頑張ります」と巻き返しを誓った。

 オープン戦で生じた右肩違和感が長引き、今季初登板は7月14日のヤクルト戦。6回途中3失点でマウンドを降りたが、この日は大量11得点の援護にも恵まれ、五回までは4安打無失点と危なげなかった。昨季まで3年連続2ケタ勝利の大黒柱の復調は心強いものの、巨人OBの橋本清氏はこんな懸念を口にする。

「前回登板のヤクルト戦も五回までは2安打無失点に封じながら、六回に3点を奪われた。この日も同じ六回に菊池に本塁打を許すなど2失点。スタミナにはまだ課題が残ります。加えて、気になったのが、山﨑の決め球であるフォークのキレと精度。昨年の山﨑はこの伝家の宝刀を武器にリーグ3位の131三振を奪いましたが、この日は3奪三振。フォークで奪った三振は2つにとどまりました。降板するまでフォークを33球投じましたが、打者のバットに空を切らせたのは5球のみで、菊池には一発を浴びました。追い込んでからのフォークをバットに当てられるケースも多く、打者にボール球と見切られることも少なくなかった。エースが戻ってきたのはチームにとって大きいものの、完全復調というにはもう少し時間を要するという印象です」

 この日の相手の広島打線はチーム打率、得点ともに12球団ワーストの貧打線。首脳陣が山﨑の〝復活〟を喜ぶのは、次戦以降を見てからになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ