エイベックス夏フェス「a-nation」復活で気になる「大トリは誰?」…帰宅客続出問題の解決策は

公開日: 更新日:

「2000年代の終わり頃から、『浜崎の出演直前になると客が大量に帰る』ということが起こるようになりました。遠方からの客もいるとはいえ、終電対策としては早すぎる時間だったため、当初は『浜崎に関心がない客層』が帰っているとしか認識されていませんでしたが、2000年代後半からは徐々に韓流歌手の出演が目立ち始めており、『浜崎に関心がないのは韓流ファンではないか』との憶測が出るようになりました」

 記者は続ける。

「特徴的だったのが2011年。この年の大トリも東方神起で、浜崎はその直前の出演。どうなることかと注目されましたが、浜崎の出演が終わるや、やはり大量の客が会場を後にしました。これ以降、再び浜崎が長年にわたって大トリを務めるようになりましたが、やはり、帰宅する客は減らず。芸能記者の間ではいつしか、『浜崎の客層と韓流の客層は重ならない』という“通説”が生まれてしまったほどです。となれば、浜崎が今年、a-nationに登場するなど出演者がコロナ前と変わらない顔ぶれだった場合、再び、イベント終了前に大量の帰宅客が発生しかねません」

 コロナ前と同じようにa-nationが開催できることはエイベックスにとって喜ばしいことだろうが、大トリを誰にするかという悩みの種もまた復活してしまうのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"