渡部建の地上波“完全復活”はまだ先か…今後「絶対にやってはいけないこと」を識者が指摘

公開日: 更新日:

 そのためか、21日に「5時に夢中!」に出演した際には、番組司会でフリーアナウンサーの垣花正(52)から、「『王様のブランチ』の男性MCが空席になっているが、番組側が待っているのでは?」と聞かれると、「待ってるわけねーだろ!」「こんな悲しいツッコミさせないでくださいよ。ご迷惑かけましたけど、さすがに戻ろうなんておこがましい気持ちはないです」と謙虚に口にしていた。

■司会者に戻れるかは、視聴者が決める

 確かに、同じ番組には戻れないかもしれない。しかし、そうは言っても渡部ともあろうベテランがいつまでも司会に戻れないなどということは考えにくい。同志社女子大学でメディアエンターテインメントを研究する影山貴彦教授は、渡部が今後テレビ番組で司会を務めるとした場合、それが可能になるのは「本人が司会を務めることを視聴者が許した場合であり、それがいつになるのかは、やはり視聴者が決めることです」と指摘する。

「番組作りで絶対にやってはいけないこと、それは、『視聴者をバカにすること』です。これは、当然ながらその意図がなくても『そのように見えるだけ』でアウトです。今後は番組出演中に刺激的なギャグを放つといった、少し前までは炎上してしまうことも、通常の仕事としてやっていく場合も出てくるかもしれませんが、当面の世論は『渡部をもう許してやれ』という意見と、『やっぱり渡部は見たくない!』という意見が拮抗したものになるでしょう」(影山氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然