木村昴ドラマ初主演作は「逆に新鮮」の声も…やっぱり《野呂佳代の出るドラマにハズレなし》か

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 作家の爪切男氏が小中学生時代の女子生徒との思い出をつづった同名エッセイ集を基に、オリジナル要素を加えてドラマ化した、《人の欠点に惹かれて、すぐ恋に落ちてしまうダメ男が、超個性的なクラスメイトの女子たちに片思いを重ねながら成長していく、どこか切なくて愛おしい、回想ハートフルコメディ!》(公式HPより)だ。

 前出の亀井徳明氏は「女子たちからしたら《キモッ!》ってなるかもしれないし、メインキャストの演技に言いたいことがある視聴者もいるかもしれませんが……」と前置きしつつ、こう続ける。

「ドラマのメインである回想場面は、GP帯の学園もののような華やか、かつメリハリがあるものではなく、かつてのNHK『中学生日記』に近い雰囲気。でも、原作に登場した個性的な女子たちが動き出したかのような再現力です。教訓や感動を誘うわけでも、笑いを押しつけるわけでもないし、ハラハラドキドキの展開があるわけでもないんだけど、それが逆に新鮮。キャスティングも含め、原作の世界を損ねずにドラマとして面白くなるような細かい配慮が感じられて、好感の持てる一作です」

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