SNSは大荒れだが…やす子「24時間テレビ」チャリティーマラソンには波風が立ちそうにないワケ

公開日: 更新日:

 今年の日本テレビ系『24時間テレビ47』(8月31日~9月1日)のチャリティーマラソンランナーを元自衛官のお笑い芸人やす子(25)が務めることが決まった。

 発表と同時に、案の定というか、予想通りSNSでは《こんな酷暑の中、今年も走らせるのか》《日本テレビは死人が出るまでやめないつもりか》といった批判コメントが相次ぎ、芸能界からも疑問の声が上がっている。元TBSアナウンサーの安東弘樹氏(56)も、18日に出演した『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の中で「学校でも屋外のマラソンが是非を問われてる中でやるのは、どういう風な影響を与えるのか」と疑問を投げかけた。ただ、やす子は16日の記者会見で、自身が児童養護施設に入所していたことを明かし、「恩返しができたらいいなと思う。全力で走ります」と前向きに抱負を語っている。

「正直、番組制作サイドの意図が見え隠れして、気持ちのいい感じはしませんね」

 こう語るのは民放関係者。

「24時間テレビといえば、昨年秋に、日本テレビ系列放送局の元幹部が寄付金などを着服した事件が明るみになったこともあり、継続も含めて、相当議論が繰り返されたはずです。それでも、番組を継続し、同じく批判にさらされている酷暑の中でのマラソンを強行するわけです。やす子さんであれば、批判をかわすことができ、かつ絶対に事故も起きないようにできるという計算があるのでしょう」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑