加橋かつみさんが憧れたストーンズ「サティスファクション」はザ・タイガースの原点でもある

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 押しかけマネジャーもいました。僕がミルクって、あだ名をつけました。彼がマネジャーになって京都会館で開かれたのが「全関西エレキバンド・コンテスト」(66年)。要するに、アマチュアバンドのコンテストです。20組近く参加したのかな。僕らはバンドを始めてまだ半年もたっていないから、一番下手っぴだったと思います。その時に、半年だけ楽器を触ったくらいじゃ演奏しても持たないし、ベンチャーズみたいにギターとかの音だけじゃつまらないというので、引っ張ってきて入れたのが沢田です。

 そのコンテストで僕らがやったのはザ・ローリング・ストーンズの「サティスファクション」です。ラジオで先に聴いたのはビートルズで、ストーンズはその後だったと思う。ビートルズはレベルが高すぎて、そのよさがわかってきたのは後からのこと。それに比べてストーンズはわかりやすかったからね。

 ダッダン、ダダダーンという「サティスファクション」のイントロなんて、僕らが最初に聴いたエフェクターの音だったと思う。割れるようなファズトーンの。今はオーバードライブというのかな。あんな音を聴いたのは初めてだった。かっこいいなと憧れました。

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