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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

木村拓哉「グランメゾン・パリ」絶好調も佐藤健「はたらく細胞」に惜敗のトホホ

公開日: 更新日:

 例えば大和ネクスト銀行のアンケート調査「健康的イケメンだと思う芸能人」ランキングでは、この数年、木村と佐藤がトップ争いを繰り広げている。「グランメゾン」がスマッシュヒットしたにもかかわらず、正月興行で「はたらく細胞」が首位を譲らなかったことに木村がモヤモヤ感を抱いていても不思議ではない。

「この2作品の動向調査の結果ですが、『はたらく細胞』は20~30歳代の若い主婦層が、『グランメゾン』は40~50歳代の主婦層が映画館に足を運んでいることがわかっています。また、『はたらく~』は『名探偵コナン』や『ドラえもん』映画と同じように、家族で一緒に楽しむ傾向にある。一方の『グランメゾン~』は、SMAPの頃からのファンである女性たちが単独や、友人同士で観賞しています。興収成績の僅差は、このプラスアルファの影響だと想定できるのです」(映画界関係者)

 ある芸能関係者は、過去にあった映画興行対決も口にする。

「21年9月に公開された木村主演の『マスカレード・ナイト』は、数カ月のズレがあったものの、佐藤の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』に約13億円以上の興収で圧勝しました。これは、あれから約3年半が経過し、木村が所属する旧ジャニーズ事務所の性加害騒動もあって、2人の立ち位置が逆転してしまった印象です」

 CMやドラマに出ずっぱりだった木村も、さすがにかつてほどの勢いは見られない。年齢は違えど、“永遠のライバル”的存在になりつつある2人の今後に注目だ。

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