フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

公開日: 更新日:

組織ぐるみの斡旋という批判にどう応えるのか

 中居正広女性トラブルは、こうして中居に「献上」された女性が被害に遭ったということだろう。組織ぐるみの斡旋という批判にどう応えるのか。フジテレビは17日午後に港社長が会見を行うと発表したが、参加できるのは放送記者会などクラブに加盟する媒体だけで夕刊紙や週刊誌、ウェブメディアはNG。定例会見メンバーに限定するとした。元フジテレビの芸能評論家、中野義則氏はこう言っている。

「どうしてこのSNSメディア全盛の時代に、そうした記者たちを締め出すのか分かりません。だから『オールドメディア』と呼ばれ、時代遅れと見なされているというのに。ジャニーズの記者会見で、質問者を選別していたことが発覚し世間から呆れられたのと同じ失敗を繰り返そうとしているように見えます。港社長にはこうした問題と真正面から向き合う姿勢を期待したいのですが」

 フジ・メディア・ホールディングス株を約7%保有する米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツの「企業統治に重大な欠陥があることを露呈している」との指摘は当然。フジテレビは存亡の機にあるという現実に気が付いていないようだ。

  ◇  ◇  ◇

 きょう1月17日にフジテレビの緊急会見が行われる。関連記事【もっと読む】フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も…では、まさかの茶番発表の可能性について伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった