道重さゆみ「強迫性障害」で22年の活動に終止符…モー娘。低迷期からV字回復させた栄光と重圧

公開日: 更新日:

「全盛期を知っているメンバーとして、『モーニング娘。』の“プラチナ期”を支え、AKBなど他のグループアイドルが台頭し、世間ではモー娘。は終わったと言われていた時期にリーダーとなり、グループを牽引。そういう厳しい時期にずっと残って頑張ってくれた功労者ですよ」(アイドル評論家のブレーメン大島氏)

 プロアイドルヲタクを自任する大島氏がこう話す元モーニング娘。でタレントの道重さゆみ(35)が、今夏に開催するコンサートツアーをもって芸能界から引退することを公式ブログで発表し話題になっている。

 引退の理由は、2023年に診断を受けた「強迫性障害」だったといい、「そんな中で活動を続けていくのは、難しい、限界だな、と感じるようになり、会社にもその都度、相談させていただいていました」としている。すでに23年から、「強迫性障害」で活動を一部制限することを発表していたが、今回、正式に引退を発表した格好だ。

■武道館を満員に

 道重は13歳だった03年1月に6期メンバーとして「モーニング娘。」に加入。12年には8代目リーダーに就任。同時にバラエティーでも「毒舌キャラ」として活躍し、グループの存在感を世間にアピールし続け、リーダー就任後の13年には「Help me!!」でオリコンチャート1位を獲得した。14年にグループを卒業。2年間の休養を経て、ソロとして活動を復活させたが、グループはその後、「モーニング娘。'14」などとグループ名に年号をつける現在のスタイルとなり、復活を遂げた。大島氏が続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 10

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差