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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

海によって磨かれた 土屋アンナの嘘をつかず本能のままに生きる強さ

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 また、出産のときのエピソードは彼女の人となりがよく表れている。ベッドに寝るように言われたものの、あまりに陣痛が激しくてあおむけになることができず、四つんばいのまま出産。看護師に「すごい! 本能に従っていて本当に素晴らしい!」と褒められたという(同前)。

 彼女にとって転機となったのは「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)での「無人島0円生活」だろう。過酷な状況下でも海に潜り、その楽しさと同時に厳しさも肌で感じ、「1日に何時間も水の中入るんだけど、海って楽しい思いもするんだけど怖い思いもする。だからちゃんと学ぼう」(J-WAVE「ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE」22年5月22日)と考えるようになった。いまでは潜水士、ダイビング、フリーダイビング、シュノーケリングのライセンスを持っている。

 子育てにおいても「海」は重要な役割を担っている。幼い頃から海に触れさせ、いまでは長男も次男も素潜りが得意。海遊びを通して「ハートの強さ、優しさ」が育まれていると彼女は言う(VM「ビタミンママonline」23年7月2日)。

 土屋アンナが一貫しているのは「カメラの前にいても飲み屋にいても、いつだって私は私」(ローソンエンタテインメント「クランクイン!」15年9月26日)というスタンス。その根幹にある自分に嘘をつかず、本能のまま生きる強さは「海」によって磨かれたに違いない。

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