ウリは麻生久美子&塩野瑛久“濃厚濡れ場”だけじゃない 異色の深夜ドラマ「魔物」を堪能するコツ

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実力派揃いでツッコミどころ満載だからこそ面白い

 麻生といえば、前期のNHK朝ドラ「あんぱん」にヒロインの結(橋本環奈=26)の母親・米田愛子役でレギュラー出演していた。

「演技力がある麻生さんですから、普通のお母さん役もこなしていらっしゃいましたが……やはりオダギリジョーさん主演の伝説の連ドラ『時効警察』の三日月しずか役のように、どこかちょっとクセのある役がピタッとハマるような気がします。もしくは、その容姿を生かした、はかなさや妖艶さが垣間見える役。そういう点では今回の『魔物』は麻生さんファンも納得のキャラクターではないでしょうか」(前出の山下真夏氏)

 一方でこんな声もある。

「昨今の連ドラは、SNSなどではリアルさを求められ、批判されがちです。そのせいか、何かとおとなしい表現が増えた。そんな中で『魔物』はツッコミどころ満載で、ある意味、異彩を放っている。《脚本がイマイチ》《キャストがいいのにもったいない》なんて感想もありますが、この実力派キャストでこの世界観だからこそ面白いんだと思います」(ドラマ制作会社スタッフ)

 前出の山下真夏氏も「大げささとドロドロさ、そして美しい麻生さんと塩野さんを楽しむドラマ。あと、北さんと落合さんのねっとりとした演技がそこに絡んで、個性あるドラマとなっていると思います」と話す。

 麻生のラブシーンだけが売りではない「魔物」。大げさ展開が好きな人にオススメだ。

  ◇  ◇  ◇

 禁断愛の相手役、塩野瑛久(しおの・あきひさ)は柄本佑(38)を超える色男かもしれない。関連記事【もっと読む】「光る君へ」一条天皇→「無能の鷹」ひ弱見え男子…塩野瑛久は柄本佑を超える“色っぽい男”になれる逸材…では、本人の魅力に迫っている。

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