著者のコラム一覧
スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。昭和歌謡から最新ヒット曲まで幅広いジャンルの楽曲を、社会的な視点からも読み解く。主な著者に「中森明菜の音楽1982-1991」「大人のブルーハーツ」「日本ポップス史 1966-2023」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」、最新刊「日本の新しい音楽1975~」は大好評。ラジオDJとしても活躍。

ヒットの理由は大衆性を招き入れた「声」にある

公開日: 更新日:

かまやつひろし「我が良き友よ」(1975年2月5日発売)①

かまやつひろし「我が良き友よ」

 かまやつひろしの大ヒット曲である。

 私は彼が在籍したザ・スパイダースが大好きで、とりわけスパイダース時代にかまやつひろしが発揮した鋭過ぎる音楽センスをこよなく愛する者である。

 しかし、そのあたりの話を私が始めると、決まって「えっ? 『我が良き友よ』の人でしょ?」… 

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