(1)東京・杉並区を流れる善福寺川周辺にも、「アサ」「ツル」「カマ」は湿地、「エコ」は川の入江を示す水害地名
せっかくのシルバーウイークに台風25号が直撃しそうだ。21日ごろに関東に最接近し、その後、東北沿岸を北上する見込みで、東海から関東、東北にかけて大雨が予想されている。台風シーズンは例年、10月前半まで続く。それだけでなく突発的なゲリラ豪雨も相次ぐ。実は、そんな災害リスクはある程度、地名から読み解くことができる。第1回はゲリラ豪雨の被害に遭いやすい地名だ。(2013年7月に掲載した連載を一部改変して再掲載)
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日本列島は、豪雨被害が相次いでいます。毎年のように報道される冠水のニュースを注意深く見ていると、被害地域が集中していることが分かります。
実は、ゲリラ豪雨で冠水する場所は、地名で見分けることができるのです。そのエッセンスを紹介しましょう。
たとえば、杉並区「荻窪」は荒地を表す「オギ」と、水がたまる窪地を意味する「クボ」を合わせたもので、水害を暗示。隣の杉並区「阿佐ケ谷」の「アサ」は地下水の浅い湿地が広がる谷のこと。実際に天沼から流れる谷に隣接しています。南阿佐ケ谷はその南側で、善福寺川の谷があります。その善福寺川では、今年も8月末から9月上旬にかけてレベル4氾濫危険警報が発表されるほど水位が上昇したことがありました。

















