日本一登山者が多い高尾山が「クマ出没 危機レベル1」の理由 登山道付近を歩行する成獣がカメラに写る
年間約300万人が訪れ、日本一登山者が多い人気の「高尾山」で8月20日午後11時ごろ、クマが出没していたことが確認された。東京都八王子市が16日、発表した。市はシルバーウイークや紅葉シーズンを控え、観光客や登山者に注意を呼び掛けている。
現場は高尾山の中腹にある登山道「1号路」から約70メートルの城見台付近の山林。民間団体が動物観察用に設置したセンサーカメラに成獣とみられるクマが歩行する姿が写っていた。1号路は舗装されているため、登山者だけでなく、観光客も多い。
市は今月策定した「ツキノワグマ対応マニュアル」に基づき、痕跡を発見した「危機レベル1」に該当すると判断し、経過観察を続ける。
マニュアルでは市街地や観光施設への出没や人身被害などの危険が生じた場合は、危機レベルを「4」として捕獲や緊急銃猟を実施。「3」は人家への侵入や人の生活圏周辺において、クマがとどまっているケースで、防除対策や追い払いを行う。
「約1カ月前のことなので、注意喚起の1としました。レベル2の目安としては『人の日常生活圏周辺』への執着があるかどうか、2週間以内に複数回、目撃された場合です」(市農林振興・獣害対策課担当者)
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