いまでも思い出すと心臓がバクバク…ボクが闘将・星野仙一さんの自宅に乗り込んだ時のこと

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元ヤクルト・ギャオス内藤氏による「ギャーギャー言わせていただきます」(第9回=2011年)を再公開

 日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者だからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係--。

 今回はあの故・星野仙一氏について綴られた、元ヤクルト・ギャオス内藤氏による「ギャーギャー言わせていただきます」(第9回=2011年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。 

  ◇  ◇  ◇

 今でもあの時のことを思い出すと、心臓がバクバクします。

 89年の夏、ナゴヤでのことです。ボクは決意を固めました。星野仙一さん(当時中日監督)の自宅に単身、乗り込むことにしたのです。

「星野さんに会わせてほしい」――。ボクは知り合いのマスコミ関係者にお願いして、星野さんの自宅の住所を聞き出しました。この日は前半戦の最終戦。いつもよりも早めに起きたボクは、宿舎からタクシーに乗り、運転手さんに住所を告げました。

「ここですね」

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