(14)男女貴賤の区別なく色道を究めれば「抜粋」

故郷(国)を去り、家を捨て(去国破家)、「色道大鏡」を著した藤本箕山。前回、「もてる秘訣」は、目立たず、気負わず、ひけらかさず、そのうえで、相手の気持ちをおもんぱかり、自分の好みを強要するのではなく、相手の好み、遊郭が培ってきた品格に合わせることだと記した。「粋」という言葉があ…
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