テレ朝日曜枠は背水の陣? 中村アン&小澤征悦“ホームドラマ”で日テレ“医療サスペンス”と真っ向勝負の狙い
「朝山家」の情報が出回り始めた当初、ネット上では《キャストが地味すぎる》《まだドラマやってたのか》なんて声もあったが……。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「まだ見ていないので何とも言えませんが」と前置きしつつ、「ひょっとしたら大化けする可能性もあると思っているんですよね」と、こう続ける。
「最近の連ドラの流れとして、“考察疲れ”からか、派手な展開がない“ほのぼの系”が支持される傾向にあります。春ドラマの『続・続・最後から二番目の恋』や『波うららかに、めおと日和』(いずれもフジテレビ)とか。『朝山家』は、NHK朝ドラ『ブギウギ』の脚本を手掛けた足立紳さんが自身の連載日記をベースに書いたもので、朝ドラの裏側的な要素もちょいちょい入ってくると思いますし、生々しい家族のやり取りが《ジワる》などと徐々に評判を呼ぶかもしれません」
ただ、そこに立ちはだかるのが他局の2つの医療系ドラマだ。前クールが永野芽郁(25)問題に足を引っ張られつつも視聴率で堂々のトップだったTBS日曜劇場は、13日に松本潤(41)主演の「19番目のカルテ」がスタート。そして、6日10時30分スタートの「朝山家」と同日同時間に始まるのが、日本テレビの「DOCTOR PRICE」(読売テレビ制作)だ。岩田剛典(36)演じる医療専門の転職エージェントが医療業界の闇を暴く。