著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

赤塚不二夫「“リッパなバカ”の教え」(2)作品を巡る「サンデーvsマガジン」の仁義なき戦い

公開日: 更新日:
赤塚不二夫はどこでも誰とでも“バカ”を追求し続けた(C)日刊ゲンダイ

 大抜擢を受けて、赤塚不二夫の「おそ松くん」が「少年サンデー」に登場したのは一九六二年四月のことである。六つ子の兄弟という設定が斬新で編集部にも好評だったが、この時点で長期連載になるとは誰も思っていない。一方、ライバル誌の「少年マガジン」編集者・宮原照夫はこう見ていた。

「… 

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