《やたら出てない?》テレビ局の小泉孝太郎"推し"に疑問の声…バラエティーMCの実力と実弟・進次郎農相の影響
■バラエティーを席巻する華麗なる一族
「孝太郎さんはこれまでもバラエティー番組に出演していますが、23~24年ごろから単発番組も含めて冠番組が急増した印象。最近は、良純さん、長嶋一茂さん、高嶋ちさ子さんと芸能界の"華麗なる家庭"出身者がバラエティー番組界を席巻しています。視聴率も安定しているからでしょう。そして、バラエティー番組ではこのメンバーに芸人を加えた組み合わせが、固定化されています。このキャスティング案に、ひと世代若い孝太郎さんが入ったわけです。特に個人的なスキャンダルがなく、話し方や雰囲気から家柄や育ちの良さがうかがえるのは大きいでしょう」(制作会社関係者)
2002年の芸能界デビュー時から、純一郎元首相の息子であることをオープンにしている孝太郎。俳優としても、下積みなくコンスタントにドラマ出演を果たしているが、近年は刑事ドラマが中心。2時間サスペンス枠が減ったこともあってか、ここ数年は俳優業よりも、バラエティー番組のMCとしての存在感が大きい。
「主演俳優を務めるには同世代にライバルが多い。とはいえ、バラエティータレントとしては、トーク力に定評があるタイプでもない。やはり好感度の高さがウリでしょう。そして、次期総理大臣の可能性もある進次郎氏の実兄であることも無関係ではないでしょうね。兄弟仲は良いですし……。テレビ局にとって有力政治家とのつながりは不可欠ですから」(前出の関係者)