タモリがゾッコン…「ブラタモリ」に同行するNHKアナ佐藤茉那は桑子真帆の再来か

公開日: 更新日:

 アナウンサーとしてはまだまだ駆け出しで、収録ではタモリと説明役の後ろをくっついて歩き、ときどき「そうなんですかあ」「へえ~」とうれしそうにうなずくだけだが、穏やかで落ち着いた口調は聞きやすく、なるほど将来のNHK看板アナの素質十分とみた。

 それでいて、掛け合いも巧みだ。織田信長の自筆の手紙を前にしたときは急にこわもてになったタモリを「信長になりきってますか?」とイジるなど機転もきく。場数を踏んで、桑子真帆の再来になるかもしれない。

 それにしても、最近の「ブラタモリ」、ロケスタッフの画面映り込みがひどすぎないか。「東京大学編」(8月23.30日放送)では、タモリたちをカメラ、音声、ライティング、ADらの6人も7人もが取り囲んでいるのが丸見えで、三四郎池のほとりの静かなカットでも、水面を邪魔するように立っていて、番組ファンは興ざめしたに違いない。タモリが気ままに歩いて、それをやらせなしで追っていますという演出なのだろうが、だったら、映るのはカメラと音声だけでいい。映り込んでも、以前はもっと少なかったが……。

 (コラムニスト・海原かみな)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  2. 2

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  3. 3

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 4

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆の「ドジャース入り」を阻む大谷翔平と正三塁手マンシーの壁

  1. 6

    中村玉緒は「パチンコと勝新太郎はやめられません」と豪快に宣言した

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  4. 9

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の才能腐らす「メンタルの病巣」…マイナーでの大炎上にロバーツ監督もバッサリ