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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

一人になったからこそ…蛍原徹は”自由″に「アメトーーク!」の看板を守り続ける

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 解散に関する話し合いの後半のほとんどは、番組を継続させる説得だったと宮迫は明かしている(ABEMA「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊 解散報告会」21年8月17日)。もはや自分たちの番組というよりも、世に出るチャンスを得られる芸人のための番組なんだから、終わらせるべきではない、と。

 番組を主導してきた宮迫が完全に抜けたことで番組の求心力が失われるのではないか、と不安視もされたが杞憂だった。蛍原は番組側から、バランスを取るため「ボケは1回の収録で1個まで」(「アメトーーク!」24年5月23日)と制限されていた。だが、本来ボケたがりな蛍原は、一人になったことで“自由”になった。「宮迫さん、いなくなって、アンタ人格が変わっちまった!」と、とろサーモン・久保田にツッコまれれば「変わるやろ、そりゃ!」と激しく返して爆笑を生んでいた(「アメトーーク!」24年6月27日)。

「この番組はあなた(蛍原)が守らないと!」と解散報告会で出川哲朗から涙ながらに訴えられた蛍原は、培われたバランス感覚と飄々としたボケでその看板を守り続けている。

「もちろん『アメトーーク!』大好き芸人ですよ! いつまでも続けていけたらいいな」(集英社「集英社オンライン」25年5月8日)

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