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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ドラマも情報番組も…秋の改編経てもフジテレビ惨敗 幹部に醜聞発覚で“泣きっ面に蜂”

公開日: 更新日:

 フジは三谷作品なら「いける」と踏んだのだろうが甘かった。他球団でエースとして活躍してきた投手をBクラス脱出の切り札として獲得したが、すでに往年の力はなかったようなものだ。フジの窮状を予測したように、TBS宮藤官九郎のヒットドラマ「不適切にもほどがある!」を来春、スペシャルドラマとして放送する。三谷から宮藤作品にドラマの流れも変わりつつあるか。

“月9”初出演の沢口靖子の「絶対零度」も低視聴率に喘いでいる。沢口は25年続いた長寿番組「科捜研の女」(テレビ朝日系)の榊マリコ役を「私の分身」とまで言っていたほど思い入れがあった。新たな刑事役に向けショートヘアとアクションを取り入れたが、やはり沢口にアクションは似合わないと思う。

 見かねたようにテレ朝が手を差し伸べ(?)正月特番として「科捜研」の放送がされると報じられている。警察モノを巡り綱引きの続く沢口も、そろそろ刑事役卒業の時期を迎えている。

 次にどんな役を選ぶかは、本人と事務所の判断だが、個人的には悪女役の復活に期待したい。「科捜研」が始まった後、2007年、沢口は松本清張の「塗られた本」(TBS系・特番)に主演した。品性がありながら魔性を秘めた元銀座ホステスの女社長が、3人の男を手玉にとる役は沢口の新たな魅力だった。次はどんな悪女の期待も、沢口は「科捜研」に専念。悪女役は封印されてしまった。沢口はクール美女の一面を今も持っている。案外、悪女役が似合うような気がする。

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