三谷幸喜脚本「もしがく」(フジテレビ系)ズッコケの決定的理由…映画だったら大ヒットしてた?

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本人も覚悟の上

 三谷もそれは覚悟していたようで、<あまり最近のドラマにはない設定だし展開なので、もちろん好き嫌いはあるだろうけれど、ハマってくれる人はいるはず>(朝日新聞10月30日付)と書いている。

 そのハマっている人が2%(第8話の個人視聴率)と、あまりに少ない。

「これが2時間半ぐらいの映画なら、大好評だったでしょうね。『THE 有頂天ホテル』のように、大勢の人物を巧みに絡ませ、早いストーリー展開で大団円。三谷喜劇はそういうものだとみんな思っているから、『もしがく』は“あれ、なんか違うなあ”となってしまったんでしょう」(前出のプロデューサー)

 では、「もしがく」にはどんな結末が用意されているのだろう。久部三成(菅田)が演出したシェークスピアの「夏の夜の夢」や「冬物語」は、めでたしめでたしで終わる。「もしがく」も、テレビ界に転身したお笑い芸人ストリップ好きのオヤジたち、不気味なオババなど、みんな見に来て客席は満員御礼。にぎやかな千秋楽を迎えるんじゃないかな。 

(コラムニスト・海原かみな)

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