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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(64) 俺に「老後」という言葉はないね、まだ自分の正体を見ていないから

公開日: 更新日:

 作家・増田俊也氏による新連載スタート。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇ 

増田「典明さんの若い頃の恋愛についてはたくさんお聞きしましたが、今これからまた好きな人が現れるってこともあり得るんですか」

加納「あるかもしれないけど、もうめんどくさいですね。充分これまでに恋愛関係を味わわせてもらったと思うから」

増田「お腹いっぱいですか」

加納「そうですね。もういいかなと思ってる」

増田「でも、あり得るんですよね」

加納「それはもちろん惚れれば始まるからね」

増田「典明さんはいま83歳ですが、これから理想の老後というか、どういう生活を考えておられますか」

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