著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、雑誌・テレビ番組・ウェブニュースにコメントを提供。次世代俳優の発掘・紹介に力を入れ、大手芸能事務所の新人オーディションで審査員を務めたこともある。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

北香那は今もっとも“いい風が吹いている”都会的な美人

公開日: 更新日:

 所属するアルファエージェンシーには、伊藤沙莉小野花梨・中村ゆりら個性派女優が揃っている。この事務所の所属女優に共通するのは、日本映画的な湿った世界観と思慮深い内省的なヒロイン像が似合い、主役でも脇役でも魅力を見せることで、北香那にも同様の「女優としての色」がある(色気は彼女が一番あるかも)。

 今回の夜ドラではファンキーな役を演じているが、「ばけばけ」では誰もが振り向くくらいの美人さんの役を演じた。「東京美人」と呼びたくなる都会派のビジュアルには美人役がよく似合い、しかも抜群の演技力でしっかりと表現するので嫌みがない、貴重な女優だ。

 研究熱心な女優で、2018年にオーディションでアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」の主役の声優に選ばれたときに、主人公が小学生の設定だったので研究のために当時小学生だった妹の授業参観に行ったというエピソードが残る。行動力がある女性を演じることが多いのは、彼女自身も行動派だからだろう。

 最近は、橋本環奈今田美桜上白石萌歌ら、パンチが効いたポジティブなキャラを得意とする若手女優が人気を集めている。同じようなタイプの北香那にも、いま確実にいい風が吹いている。

【連載】2026冬ドラマ 若手女優先物チェック

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