“旬”アイドル堂本剛が主演なのに…KinKi Kidsの主題歌が残念すぎた

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 ただ、主題歌が残念。KinKi Kidsの10枚目のシングル「夏の王様」が、ドラマの内容とリンクしていなかった。だってこの曲、「オエーオエー♪」で始まる明るいサマーチューンだもの。制作側も入れどころを工夫していたようだけど、衝撃的で泣ける最終回での入り方はいかがなものか、だった。

 別に「夏の王様」もKinKiも悪いわけではない。でも、「ビューティフルライフ」のB'z、「やまとなでしこ」のMISIAと比べると、明らかに「CD売りたい」という事務所のごり押しを感じたのを覚えている。そうそう、剛の弟役で小栗旬(当時17)も出ていた。耳が不自由で「たちつてと」がうまく発音できない設定を完璧にこなしていた。兄に必死に思いをぶつける場面で「この子すごい」と思っていたら、後に花沢類になるわ信長になるわの大ブレーク。

 旬のアイドル共演の中で“次の旬”(小栗旬だけに)も捉えたドラマだった。かえすがえすも、KinKiの主題歌だけ惜しい一作だった。でもなぜか、恋愛当たり年の中で強烈に印象に残っている。

 (テレビコラムニスト・亀井徳明)

【連載】あの頃、テレビドラマは熱かった

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