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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

【朝ドラ「ばけばけ」ウラの見所】モヤモヤが吹っ飛ぶ赤ちゃんの可愛さ。子役の目利き、いつも凄すぎない?

公開日: 更新日:

第22週「アタラシ、ノ、ジンセイ。」#110

 あっという間に半年が過ぎ、トキ(高石あかり)は出産の日を迎える。ヘブン(トミー・バストウ)や司之介(岡部たかし)、丈(杉田雷麟)、正木(日高由起刀)は、無事の出産を祈り家の柱に向かう。

 フミ(池脇千鶴)、クマ(夏目透羽)、産婆(原ふき子)が見守る中、ついにトキとヘブンの子供が産まれる! 可愛らしい2人の子供に、デレデレになる松野家一同。そんな中、正木があることに気づく。

【本日のツボ】

松野家伝来の“てっぽう”

 昨日の放送でようやくおトキがヘブンさんに妊娠を伝えたかと思ったら、あっという間に半年が経って本日、もう出産しました。

 しつこいようですが、焼き網紛失事件にあれだけの時間をかけるなら出産までのエピソードをもう少し見たかったな、というのは私だけでしょうか。

「ヨキ メヲ モッテ コノヨ キテクダサイ!」とお百度参りするヘブンさんや、司之介と丈、正木による“てっぽう”も、「ばけばけ」らしいといえばらしいですが…。

 そういえば、ヘブンさんがリヨとデートに出かけた際、まだ自分の気持ちに気づいていないおトキがなにやらわからぬモヤモヤを解消するために、“てっぽう”をやっていましたっけ。あの“てっぽう”は司之介に教わったものだったのか、と納得しました。松野家伝来の“てっぽう”ですね。

 もっとも、そういうモヤモヤも可愛い赤ちゃんを見たらすっ飛んでしまいました。朝ドラを見ていていつも感心するのは、子役の目利きです。

 ヒロインの少女時代を演じる子役も毎回素晴らしい逸材なのですが、とりわけ赤ちゃんは生まれたばかりでは? というほどの小さな子が登場します。スタジオ近くの産婦人科医院と契約でも結んでいるのでしょうか。

覇気がない錦織の声

 赤ちゃんが生まれ、新たな問題が勃発しました。戸籍の件です。これも、正木が気づくまで誰も気づかないって…。

「ワレワレ オナジ コセキ ナイ。フタリ オヤデ ナレナイ。シッカリ ケッコン シマセンカ? カゾク…ナリマセンカ?」とヘブンがおトキにあらためてプロポーズしたようなかたちでした。

 子どもが生まれたことで、家族の大切さを知ったヘブンだから、永見をクビにしたのでしょう。「カゾク ダイジ イッショ イナサレ」とヘブン。恩給と書かれた分厚い封筒にヘブンの感謝が表れていました。

 そして、次週。「ゴブサタ、ニシコオリサン。」予告編の、後ろ姿と覇気のない声が心配です。

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