著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

小泉進次郎の“本当の成績”は? 関東学院大から世界ランク20位の米コロンビア大学院へ

公開日: 更新日:

 しかし、関東学院大経済の偏差値は37.5(河合塾)である。在学中、小泉の成績が飛び抜けていたわけではない。同大の元教授ら数人の関係者に当たったが、一様に「ごく平均的な成績」という答えだった。はっきり言って、とても世界20位の大学の大学院に入れるレベルではなかったのだ。

 それをくつがえしたのは純一郎の存在が大きい。

「といって、お父さんが自ら息子のために動いた節はない。そもそも、そうしたことには無頓着なタイプ」だと政治部記者は話す。忖度したのはコロンビア大の側だというのがもっぱら。首相の息子で、本人も将来首相になる可能性があるとなれば、関係をつくっておいたほうが何かとプラスになるからだ。

 関東学院大を卒業したのは04年3月だが、コロンビア大大学院に入ったのは05年9月。1年半のタイムラグがある。大学側が首相の息子をいかに厚遇しようとしても、いかんともしがたい問題があったのだ。英語力である。

 外国人が修士課程を始めるには英語テストTOEFLで677点中600点以上を取らなければならないというハードルを大学側は設けている。小泉の場合はかなり不足していたという。

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