「銀河の一票」梶裕貴が風間藍生役で見せた存在感 津田健次郎、宮野真守…声優のドラマ出演が相次ぐわけ
ドラマで「浮いてしまう」声優の演技も
戸田恵子(68)や金田朋子(53)など、以前から声優が表舞台に立つケースは見られた。一時期、より多くの声優がドラマや映画に抜擢されるようになったのは「鬼滅の刃」ブームがきっかけだという。しかし、現在は津田や宮野など限られた声優のみの印象だ。
「宮野さんも津田さんも、もともと声優としてキャリアをスタートしたわけではなく、演劇出身という共通点があります。宮野さんは劇団ひまわり出身で子役時代から舞台に立っていましたし、津田さんも大学卒業後に劇団に所属し、舞台で活動していました。歌手出身で劇団を経て声優になった戸田恵子さんも同様の例といえるでしょう」
アニメのみの経験しかない声優は、実写では浮いてしまうケースがあるのだという。
「声に特徴があり、特定の役のイメージが定着している人ほど、実写出演の際にある種のノイズになりやすい面はあると思います。また、アニメは限られた絵の表現を声で肉付けする必要があるため、声優にはやや誇張気味の演技が求められる傾向がある。逆に実写俳優がアニメで棒読みと評されがちなのは、その裏返しともいえます」
アニメと実写、両方で自然に演技ができる役者は貴重だということだ。一方、梶には俳優としてのキャリアは少ない。「銀河の一票」出演にはどう感じたか。
「これまで梶さんが担当した役とは趣が異なりますが、特に違和感なく演じていたように感じます。洋画の吹き替え経験が多いこともありますが、“おいら”という一人称や、オタクっぽい口調が良い方向にはまったのかもしれません。今回の件で新境地を開き活躍の場が増えるでしょうし、アニメでもより幅広いテイストの役を演じてくれるはずです」
声優の実写進出は、もはや一過性のブームではないようだ。梶は津田健次郎に続くか。
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