著者のコラム一覧
永井紗耶子

1977年、神奈川県出身。慶応義塾大学文学部卒。新聞記者、フリーライターを経て、2010年「絡繰り心中」で第11回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。21年、「商う狼-江戸商人 杉本茂十郎-」で第40回新田次郎文学賞を受賞。23年、「木挽町のあだ討ち」で第36回山本周五郎賞と第169回直木賞のダブル受賞を果たす。近著に「青青といく」「めぐる糸」など。

(51)義忠を失った夜の景色が蘇る

公開日: 更新日:
イラスト・遠藤拓人

 義忠を失ったことも、宗祇には文で伝えていた。しかし今は歌を詠む気力もない。それでもまずは会ってみようと思っていた。しかし生憎と宗祇は都にはいなかった。

「それならば、大徳寺で参禅でもしたら如何か」

 伊勢家の人に勧められ、大徳寺へと足を運んだ。

 戦で疲れた武… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,011文字/全文1,152文字)

【連載】修羅にうたう

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    (6)甲斐拓也が松井巨人に“切られた”本当の理由…成績低迷に加え「福岡帰省連発」でもヒンシュク買っていた

  3. 3

    申ジエを見ていて苛立った…国内ツアーは「スロープレー」の撲滅をそろそろ啓蒙するべきだ

  4. 4

    (1)松井秀喜監督で“淘汰される選手” 「確率が高いものを大切に。守備走塁は100%」の真意

  5. 5

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア

  1. 6

    (5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念

  2. 7

    「VIVANTに出てるんだから口閉じろ」…キムラ緑子の高市首相批判に噛みつくSNSの異常と低レベル

  3. 8

    中日一軍打撃コーチ就任の所信表明 キャンプで真っ先に「変えたいこと」がある

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”

おすすめ求人情報

ラーメン店のホールスタッフ
ラーメンだるまや 三輪店 北海道 北見市 アルバイト・パート
時給1,141円
生活支援員/社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士のいずれか必須/経験不問/ブランク歓迎
障がい者グループホーム うたつ園 石川県 金沢市 正社員
月給21万5,000円~23万5,000円
英語の先生・東京の私立学校 来年度4月から 常勤教員
八王子実践中学・高等学校 八王子駅 応募窓口 アイティーチャー 東京都 八王子市 契約社員
月給20万5,000円~35万円
障がい者支援スタッフ・デイサービス/無資格・未経験OK/ブランクOK/20代~50代活躍中
kotrio紹介品川支店 神奈川県 大和市 正社員
月給24万円~40万円
Sponsored by 求人ボックス