石原プロ「炊き出しの流儀」 被災地一番乗りがエラいわけではない
石原プロはその土地の人たちに一切迷惑をかけないことを最大限に考えていた。数日間の駐車スペースを見つけ、車中泊のことも考えてスタッフが数日かけて場所を下見し、場合によっては電源車やプロパンガスの用意、許可関係の申請もしておく。特に「食中毒を出したら俺たちの負け」と衛生管理には細心の注意を払っていた。炊き出し活動を行う1週間、役者もスタッフも風呂にも入らず寝袋で寝泊まりをしたこともあったし、テレビ局や制作会社のボランティア有志たちと一緒にエプロンをして調理する。それもこれも暗くなりがちな人たちの笑顔を見たいためにやっていたことだ。時は流れ、いまはそのノウハウを知っているのは舘ひろしだけになってしまったが、彼は今後どうやっていくのか考えていることだろう。



















